1)逃げ遅れに注意
ますます高齢化が進む世相を反映して、住宅火災による死者のうち約6割が65歳以上の高齢者の方々です。また、その原因のトップが「逃げ遅れ」であることから、相対的に足腰の弱っている高齢者の方の注意が必要なことがわかります。
2)「住宅用火災警報器」の設置が義務付け
各自治体ごとに期限がことなりますが、2011年5月末日までに、すべての住宅に設置が義務づけられている「住宅用火災警報機」。これにより、発生にきづくのが遅れがちな就寝中の火災を早急に発見し、早いタイミングで避難・消火の手助けとなるはずです。
家庭内で発生する事故の原因はさまざまです。例えば、階段やステップを踏み外して転落したり、床上に散らばった新聞紙で滑ったり。あるいは段差でつまづく、よろめく......みなさんの家族や、みなさんご自身も経験したことがあるかもしれませんね。
さて、そのような日常的な事故が最悪の事態に至った、家庭内での事故死について見てみましょう。下記グラフを見ると浴室での溺死が突出していることが分かります。
年齢別に見てみると、圧倒的に多いのは65歳以上の高齢者。なぜ溺死したのかハッキリしたデータはありませんが、入浴中に心不全などの身体的トラブルが起きた、身体が滑って水面の下まで全身が入り込み、お湯を飲んで溺れた、などが原因と考えられます。
